帰国前後のバタバタで更新が遅れていた。イギリスからフィンランドのヘルシンキに8月1日に飛び、そこで3泊して、4日の飛行機で日本に飛び、5日の朝に帰国した。成田空港内から一歩出ると、一瞬にして熱く湿った空気に全身を包まれ、日本の夏の底力をすぐに思い知らされた。
ところで、今回は一時帰国の帰路に、Finnairを使って中継地であるヘルシンキでストップオーバーする、という形で旅行をしたわけだが、この方法はなかなか使える。いちいちロンドンに戻ってからまた日本に飛ぶという二度手間をやらなくて済み、かつフィンランドからの方がイギリスからよりも日本に近いので帰りも楽だ。次回からも、別の航空会社を使って、その会社のハブ空港に数日滞在してから帰国する、というパターンで旅行をしてみたいと思う。エア・フランスとか、ルフトハンザとか、KLMとかあたりだろうか。ただ、私が行きたい国々は、こういう西ヨーロッパの国々よりも、バルト三国とか、クロアチアとかギリシャとか、あまり日本人にとってメジャーな旅行先でないところなので、そうした国々にはこのパターンでは行けないと思われる。
さらに、今回の旅での嬉しいサプライズは、帰りの飛行機が偶然ビジネスクラスにアップグレードされて、人生初のビジネスを堪能できたことだ。食事のクオリティは、ビジネスとは言っても所詮機内食だな、と偉そうにも思ってしまったが、足を伸ばせる、シートを水平にまで倒せる、そして隣や後ろを気にしなくていい、というだけでもう全く別世界であった。偶然でなくビジネスに乗れる身分になりたいものだ。