紅茶の味噌煮込み

東京駆け出し教員日記

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

英米政治学Ph.D出願の記録⑩:合格後に起きること

前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回は出願後、合否が出るまでのプロセスを自分の体験も交えてお話したが、今回は実際合格が出たあとに何が起きるのかを書きたいと思う。 アメリカの場合ー教授からの連絡と大学訪問 アメリカの博士課…

英米政治学Ph.D出願の記録⑨:合否を待つ

前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回はイギリスにおける指導教員とのコンタクトの話をしたが、今回はついに(!)出願後の話に移る。やっとここまでたどり着いた…書き始めた時は2、3記事でまとめるつもりだったのだが、気づいたらもう…

英米政治学Ph.D出願の記録⑧:指導教員候補とのコンタクトと訪問

前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回は出願に必要な諸々の書類をまとめて概括したが、今回は出願までの最後の関門、指導教員候補とのコンタクトと訪問について書きたい。 コンタクトは必要か? まず、最初に述べておかなくてはならな…

英米政治学Ph.D出願の記録⑦:CV / SOP / Writing Sample / Personal Statement / Research Proposal

前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 今回は、出願に必要な諸々の書類のうち、推薦状以外の、自分で書かなければいけない書類についてまとめて解説する。「前回まで細かく一つ一つ扱っていたくせに今回は雑にまとめてきたな、そろそろ飽き…

英米政治学Ph.D出願の記録⑥:推薦状

前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 今回からはいよいよ、出願に必要な書類に関する具体的な話に入っていく。前回までの内容は前提条件として、今回からの記事で扱う部分が最終的に合否を決定付けることになるだろう。 なお、修士課程での…

英米政治学Ph.D出願の記録⑤:出願先の選択

前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回までの記事では、出願に「先立つもの」としてのお金とスコアについて書いてきたが、今回はいよいよ博士課程に出願すると決めたところから、具体的にどの大学に出願するかを決めるまでについて扱い…

英米政治学Ph.D出願の記録④:スコアの話(TOEFL・GRE・GPA)

前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前の2回は、大学院留学に先立つものとしてのおカネについて説明した。今回は、もう1つの「先立つもの」としてのスコアの話をしていきたいと思う。 大学院留学出願において、提出する数量化されたスコア…

英米政治学Ph.D出願の記録③:お金の話(後編ー奨学金の獲得)

前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回に引き続き今回も奨学金に関する話であるが、今回は具体的に国内奨学金の獲得について書いていきたいと思う。 さて、前回のポストで奨学金がイギリス、アメリカどちらのPh.Dに出願する場合にも重要…

英米政治学Ph.D出願の記録③:お金の話(前編ー奨学金の重要性)

前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回はイギリスとアメリカの博士課程の違いについてまとめたが、今回からは各論に移って、個別の点について紹介していきたいと思う。 何から書くか、であるが、あえてここでは「おカネ」から書き始めた…

英米政治学Ph.D出願の記録②:イギリスとアメリカの博士課程の違い

前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回は私のプロフィールや出願過程などについて大まかにまとめたが、各論に移る前にもう一つ、前提としてイギリスとアメリカの博士課程の違いについて説明しておこうと思う。普通、アメリカの博士課程…