英米政治学Ph.D出願の記録
前回の記事はこちら 前回の記事では、進学から1年半あまりが経って、オックスフォードに来てよかったと思う点を振り返ったが、今回は逆に、オックスフォードに来ることのリスク、不満な点を挙げていく。良い部分だけを強調して、すべてが薔薇色であるかのよ…
1月は行く、2月は逃げる、3月は去るなどと昔から言うが、今年もあっという間に2ヶ月が過ぎ、3月になってしまった。留学組にとって1月下旬から4月前半の時期は、毎日そわそわする落ち着かない時期である。というのも、出願した大学院から合否が送られて来て、…
英米の大学院に出願をするためには、以前の記事で概観したような様々な出願書類を、英語で作成しなければならない。そこで非ネイティブに必ずつきまとう不安は、自分が正しい英語を書けているかというものである。いくら英語が得意でも、数字で勝負しない社…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回は、合格が出てからいったい何が起こるのかについて書いた。出願までのプロセスについては事前に考えることも多いと思うが、実際に受かった後のことは「受かってから考えよう」と思って後回しにし…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回は出願後、合否が出るまでのプロセスを自分の体験も交えてお話したが、今回は実際合格が出たあとに何が起きるのかを書きたいと思う。 アメリカの場合ー教授からの連絡と大学訪問 アメリカの博士課…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回はイギリスにおける指導教員とのコンタクトの話をしたが、今回はついに(!)出願後の話に移る。やっとここまでたどり着いた…書き始めた時は2、3記事でまとめるつもりだったのだが、気づいたらもう…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回は出願に必要な諸々の書類をまとめて概括したが、今回は出願までの最後の関門、指導教員候補とのコンタクトと訪問について書きたい。 コンタクトは必要か? まず、最初に述べておかなくてはならな…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 今回は、出願に必要な諸々の書類のうち、推薦状以外の、自分で書かなければいけない書類についてまとめて解説する。「前回まで細かく一つ一つ扱っていたくせに今回は雑にまとめてきたな、そろそろ飽き…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 今回からはいよいよ、出願に必要な書類に関する具体的な話に入っていく。前回までの内容は前提条件として、今回からの記事で扱う部分が最終的に合否を決定付けることになるだろう。 なお、修士課程での…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回までの記事では、出願に「先立つもの」としてのお金とスコアについて書いてきたが、今回はいよいよ博士課程に出願すると決めたところから、具体的にどの大学に出願するかを決めるまでについて扱い…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前の2回は、大学院留学に先立つものとしてのおカネについて説明した。今回は、もう1つの「先立つもの」としてのスコアの話をしていきたいと思う。 大学院留学出願において、提出する数量化されたスコア…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回に引き続き今回も奨学金に関する話であるが、今回は具体的に国内奨学金の獲得について書いていきたいと思う。 さて、前回のポストで奨学金がイギリス、アメリカどちらのPh.Dに出願する場合にも重要…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回はイギリスとアメリカの博士課程の違いについてまとめたが、今回からは各論に移って、個別の点について紹介していきたいと思う。 何から書くか、であるが、あえてここでは「おカネ」から書き始めた…
前回の記事はこちら penguinist-efendi.hatenablog.com 前回は私のプロフィールや出願過程などについて大まかにまとめたが、各論に移る前にもう一つ、前提としてイギリスとアメリカの博士課程の違いについて説明しておこうと思う。普通、アメリカの博士課程…
早速今回から、自分の大学院出願の記録を執筆していきたいと思うが、恐らく一連の記事はかなり長くなると思われるので、最初に私の基礎的情報と、出願全体の流れを記しておいた方が良いと思う。 プロフィール 私は2015年に東京大学法学部政治コースを卒業し…