紅茶の味噌煮込み

東京駆け出し教員日記

読書

2021年に読んだ小説

昨年と変わらず、2021年もめちゃくちゃな1年だったが、パンデミックも1年以上経つとずいぶんと慣れてきて、急な予定の変更などにもあまり動じなくなってきた。それが良いことかというと必ずしもそうではなくて、要するに最初から半分諦めてしまっているとい…

2020年に読んだ小説

さてさて、年の瀬である。とはいっても今年の場合は、「もう終わるのか」ではなく「やっと終わるのか」、あるいは「いつ始まったのか」というのが正直な感想である人も多いことだろう。それくらい異常な年であった。 私にとってもめちゃくちゃな年で、留学中…

2019年10月-12月に読んだ小説

前回の記事はこちら 四半期ごとに読んだ小説をまとめる試みを続けてきたが、第四四半期ということで、この四半期に読んだ小説と、一年間に読んだ小説の振り返りの両方を行いたい。 2019年10月から12月の間に読んだ小説は、10冊であった。1-3月が45冊、4-6月…

2019年7月-9月に読んだ小説

前回の記事はこちら 今年から四半期ごとに読んだ小説をまとめるという、(月間記事数をかさ増しするための)企画を行っているのだが、9月が終わったのでまたその時期がやってきた。1-3月は45冊、4-6月は20冊の小説を読んだわけだが、今回はどうだろうか。 例…

2019年4月-6月に読んだ小説

前回の記事はこちら 去年は7月末までイギリスにいて、イギリス最高の季節を満喫することができたのだが、今年は6月に日本で学会発表があったこともあり、梅雨時を日本で過ごすことになってしまった。日本にいるのに最悪な季節は、イギリスにいるのには最高の…

2019年1月-3月に読んだ小説

あれよあれよという間に日本は新年度になってしまった。ピカピカの一年生も、ピカピカじゃない一年生も、ピカピカの三年生も、四年生も、かつてはピカピカだったかもしれない大人たちも、それぞれの感慨に浸りながら桜の木を見上げる季節だ。 3ヶ月前には「2…

2018年に読んだ小説

言うまでもなく大晦日だ。街は静まり返り、そば屋は年に一度の特需に湧き、うどん屋はそれを見てほぞを噛み、夜になれば誰もその勝敗の行方に興味のない合戦が始まる。プロ野球選手などは「チームの勝利が最優先なので、個人の記録はどうでもいいです」など…